世界で愛される藍!藍染の魅力を知ろう!

藍と聞きますと、私は「青は藍より出でて藍より青し」という諺(ことわざ)を思い出します!

※ 意味は、青色の染料は草の藍から取るが、原料の藍より青いという意から、
  教えを受けた人が、教えた人より優れることのたとえです。

諺にも出てくるほどの藍・・・藍って何だろう?と思いませんか?

藍染についてご紹介します。

愛染とは何か!藍を勉強しましょう

着物や帯にも使用される藍染(あいぞめ)ですが、藍(あい)とは何かと申しますと、日本古来からある染料の元となる一年草の植物です。

藍染に使われる藍とはタデ科の蓼藍(たであい)と呼ばれています。

花柄の藍染の暖簾
写真AC

藍染が武士に好まれた理由は、、色にあった??

藍は日本だけでなく、世界各地で古来から用いられたそうで、エジプトで発掘された紀元前2000年頃のミイラに、藍染の布が巻かれていたそうです。

日本には飛鳥時代に中国から持ち込まれたそうです。

紺よりも濃い色を「褐色(かちいろ)」と呼ぶことから、「勝ち色(かちいろ)」として、鎌倉時代の武士達に縁起の良い色だとされていました。
それだけではなく、防臭効果や抗菌作用があることから鎧の下の肌着に藍染が好まれていたそうです。

戦いで斬られても、抗菌作用のある藍染の下着を着ていれば、傷口からの感染症を防いでくれていたのかもしれませんね!

※ 武士に人気があったものは他に、蜻蛉(トンボ)です。
 トンボは前にしか進まず、後退しないことから「勝ち虫(かちむし)」と呼ばれ縁起の良い虫
 として武具の文様(もんよう)に使われてきたそうです。

文様(もんよう)とは 
模様のことです!

「JAPAN BLUE」!!と世界で愛されている藍染!

藍染の着物と帯

武士達に好まれてきた藍染ですが、現在も着物や帯はもちろんのことさまざな布製品の染料として親しまれていますね!

また、藍色の青は「JAPAN BLUE」と呼ばれ世界中で愛されております。

明治時代に英国から来日した化学者であるロバート・ウィリアム・アトキンソンが、藍色に彩られた風景を見て「JAPAN BLUE」と表現したのが、きっかけだそうです。

この時代の日本人は藍染の服を着ることが多かったようで、アトキンソンの著書「藍の説」にて「日本では至るところで藍色の衣装を見た」と記されているそうです。

当時は全国どこの町にも紺屋(こうや)があるほど藍染が多かったそうです。

紺屋(こうや)とは 
染物屋をさす言葉です。 

「JAPAN BLUE」・・素敵な表現ですね!!

以前、海外の方とお食事会の時に、藍染の着物を着て行ったのですが、これが「LAPAN BLUE」なんだね!ととても興味を持っていただけました。
海外でももっと、藍染の「JAPAN BLUE」や着物について浸透し、愛されていってくれれば嬉しいです!

現在の藍といえば、日本で最も有名な名産地は徳島県の阿波藍でしょうか・・・藍の生産量シェア率は徳島県が全国の約60%を占めているそうですよ!

まとめ

藍で染めた柄の生地
写真AC

いかがでしたか?

私自身、初めは藍色の色に惹かれて藍染に興味を持ちましたが、実際に藍職人の方にお話を伺ったり、調べたりして藍について知れば知るほど藍への愛が止まらなくなりました。

藍染も日本の大切な伝統の一つですので、多くの方に知ってもらいたいと思います!